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そこそこ自分の外見がキマッているなと思った日

 

私は去年の8月にそれまでずっと伸ばしていた(胸より少し下ぐらいの)髪をシシドカフカばりにバッサリと切ってからというもの、ショートの楽さに気付きずっと短いままなのですが、ショートとはいっても切りたてホヤホヤの時と1〜2ヶ月後では量やシルエットも変化しています。今がその「切ってから2ヶ月ぐらい」の時期にあたりまして、細めのストレートアイロンでウェーブヘアにも出来るので、最近は時間と心に余裕がある日はしっかりとヘアセットをして出かけるのですが…

やっぱり何もしていないそのままのショートヘアと、少しアイロンでいじってワックスとスプレーで束感を出したりふわふわにしたヘアとでは垢抜け度も違いまして、我ながら

今日めっちゃええ感じにキマッとるやんけ…

てなるんですよね。ちょっとテンション上がっちゃう感じ。

で、それにプラスして最近私は自分に合っているメイクがやっと見つかった気がして。となると、自分にとっていい感じのヘアスタイルといい感じのメイクが出来上がるわけです。そしたら自ずと服装もいつもより真剣に考えてバッグや靴との組み合わせのバランスとかもしっかり考える。スタイル良く見えるようにとか。脚が細く見えるようにとか。首が長く見えるようにとか。

で、そんな感じで全身が出来上がっていざ街へ繰り出したわけです。(普通に一人でぶらぶら)

そしたらね、昼のほんの2〜3時間の間に

まあ割とめんどくさい絡みが2件ありましてね

まず一つ目。場所は本屋です。

よく行く本屋にその日も行っていて、色んなブースをウロウロしていました。海外旅行のブースでガイドブックを手に取ろうとしていると

「すみません、学生さんですか?」

と見た感じ自分と変わらないぐらいの女性から声をかけられまして。

「いや、社会人です(久しぶりに学生に見間違えられたわありがとうございます)」

と答えると、「あっ、そうなんですね!すごいオシャレだな〜と思って…」と、なんやなんや、何が望みなんやとこの時点で不信感MAXです。てかあなた誰…

そして話を聞いているとなにやら学生支援団体のスタッフをしている私より一歳年上の社会人の方で。私も自分の職種とかをかる〜く話して。まあここまではよろしい。うん。問題はその後だ。

「なにか若者の間で流行っているものとかってあります?」

エッ…なにそれ…なにその質問…シンプルに意味が分からない…今までの会話の流れから私に聞くに相応しい質問ではないだろ…きっとあなたは私を学生だと思って、学生目線での答えが聞けると思って声をかけてきたんだよね…そしたら私は学生じゃなくてしかもあなたと1歳しか違わない社会人だったわけだ…その時点で聞くターゲット変えるべきでしょ…しかも声かけてきた割に全然話膨らませたりしないし なにこの沈黙…なんで私が気を使って場を繋ごうとしてんの 意味分からなすぎるでしょ…

と、じわじわと戸惑い&怒りが…ww

結局その後も変な空気が流れたまま、しかし向こうは私をその団体に勧誘したかったのか、私でも休日に活動に参加できるとか、「興味ありません?」みたいなことを言ってきまして。私ははじめから不信感MAXだったので、もちろんすぐにお断りしましたが、びっくりしたのはこの後。

「私、○○○(下の名前)っていいます…!」

なんでこのタイミングで名乗ってきたwwwwww

(しかも苗字じゃなくて下の名前だけ…怪しさ倍増)

もう最後ア然としましたよ。結局なにがしたいのあなたは!!!!!て言いたかった。営業のかけ方が下手すぎる…まず本屋で声かけてくるイレギュラーさがすごい…

断った後もその場から全然立ち去らないから結局こっちが店出たし(ガイドブックもっと見たかったのにプンスコ)次からあの本屋行ったら少し警戒してしまうかもしれない。

 

そしてめんどくせえ絡み2件目。本屋の後、私は地下鉄に乗って少し離れたエリア(若者が集まるエリア)へ移動してウインドウショッピングなどをひとしきり終え、大通りを歩いて帰ろうとしていました。土曜で人通りも多く、早く帰りたいため人混みをかき分けるように歩いていたら、後ろから「すみませ〜ん!」と声をかけられ。「(あ…キャッチだなこれ…)」と思って一応振り返ったら、いかにもウェイ⤴︎⤴︎な感じのファッションスーツ姿の男性が。この時点でめんどくせ〜と思いつつ、歩きながら反応すると、「いきなり声かけられてびっくりしましたよね!…あ、ちょっと人多いんでこっち行きましょう」てなぜかキャッチに誘導されながら道の端へ。断るタイミングを完全に逃した私。

「お姉さんめっちゃオシャレですよね?!後ろから見ててもすごい目立ってました!お仕事アパレルとかですか?」とありがちな質問をされ、「いやオシャレでは…アパレルでもないですし…普通の会社員です」と答えると「え!そうなんですか?!どういう職種…?」とウェイはグイグイきます。めんどくせえ。「営業です」「なるほどー!!事務とかでは絶対ない!元気な感じですもん!!」

うるせえ早く本題に入らんかい

どうやら美容院やらマツエクやらネイルやら脱毛やらをやっている会社らしく、普段髪はどこで切っているのか、職場でネイル禁止ではないか、マツエクしたことはあるか、脱毛はしたことあるか、などその会社のホームページを見せられながら根掘り葉掘り聞かれ。最終的にめちゃめちゃ脱毛を推してきたんですが、すでにほかのクリニックで目星をつけているところがあったためそれを伝えると、値段や使っている脱毛器の種類がそこよりもお得だと言い出して、今なら格安で体験ができます!と言ってきたわけです。で、頼んでもないのに現時点での予約リストを見せてきて、今こんなに予約が入ってるんです!と。しかしね、ウェイさんよ。

そんな簡単に色んな女の子の予約の個人情報(名前)見せてる時点で信用ないわ

もし自分が予約してる側で、こんな風にキャッチした不特定多数に名前を見せられてると思うと絶対嫌だわと思い、なおさら断る気が増しましたね。このご時世プライバシー保護に関してますます厳しいぞ(まあその予約リスト自体が架空のものっていう可能性もあるが。)

そう簡単に引き下がらないのがウェイである。「ちなみに休みの日で一番行ける!て時間は何時です??」

「分かりません。その日によって予定とか変わりますし(イライラ)」

しかし、ここまで言っても勢いを止めないウェイ「もうね、現時点でこんなに予約埋まってるんです。申し訳ないんですけど、正直、うちで脱毛体験していただけるかどうかはあなたの運次第なんです!」

しゃらくせえ何でいつのまにかこっちが脱毛させてほしいみたいな流れになってんだよ(怒りボルテージ最高潮)

謎に「もうこればかりはね、時間帯次第ではお断りさせていただいてます。」とドヤ顔&悟り顔をかまされ、もう付き合ってられんとそこで失礼させてもらいました。(向こうは納得してなかったけど)

 

てなわけで、自分なりにその日の外見コンディションがそこそこいい感じなのでは?と思った日は、割と周りからのアクションがあるが、大抵キャッチ系のめんどくせえやつなのでめんどくせえ(結論)というぼやきでした。長文&乱文失礼いたしました☆